この言葉を聞いて、もしかしたら、お酒好きの方は「雨垂れ」を思い出してしまうかもしれません。
意味は、わずかな雨垂れでも、同じ所に落ち続ければ、硬い石に穴を開けることができる。
地道な努力をコツコツ根気よく続けることの重要性を教えてくれることわざです。
受験シーズンになると、先生や塾の講師の人がよく使っている印象もあります。
12月になって今年の振り返りをしてダメ出しばかりして落ち込んでたり焦燥感にかられている人がいたら、
このことわざのように「自分が続けて来れたこと」に目を向けて欲しいです。
それは、大きなことでなくてもいい。
今は、役に立ってないと感じることでもいい。
もしかしたら、それは、もう習慣になっていて、あなた自身が「続けていること」すら気づいてないことかもしれません。
たとえば、スマホで日常の心が動いた瞬間の写真を撮ること。
数年後振り返った時に「あんなことあったな」「こんなに小さかった」
そんな、かけがえのない思い出になります。
それは、小さな一瞬、1枚の写真でも、積み重ねていくことでちゃんと価値が生まれていく。
雨垂れとは、あなたが気づかないうちに続けている「水滴」のような習慣のことなのかもしれません。
今年の自分を振り返った時、そんな自分にも優しく気づけますように…。






