少し前に知った言葉です。
「受けた恩は胸に刻み、かけた情けは水に流す」という意味らしいです。
日々の暮らしの中で、人からしてもらったことと、自分がしてあげたこと。
どうしても「してあげたこと」の方が頭に残りがちな私は、この言葉を胸に深く刻みたいと思いました。
人からしてもらった事で忘れられないことって、大それたことじゃなくて、小さな親切や何気ない言葉だったりしますよね。
恩も情けも、バランスよく受けとめられる人が、きっとしなやかに生きられるんだろうなぁ。
……と、ここまで書きながら、ふと現実に戻る私。
「この暑い中、家族の洗濯物干したの誰だと思ってるんだ⁉︎」
この恩を相手の石にガリガリ刻み込みたい欲望がムクムク。
まだまだ、すぐ水に流せそうにないです。